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【放射線防護】 茅ヶ崎市への陳情など、経過報告 [防災]
◆経過
9/16 「茅ケ崎市議会が放射性物質検査など陳情2件を採択、母親ら約30人が詰めかける / 神奈川新聞」
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109140026/
9/14の茅ヶ崎市議会・環境厚生常任委員会にて、私たち茅ヶ崎市在住の父母4名の提出した以下2点の陳情について審議され、採択されたました。
-陳情11号 放射性物質による内部被曝から子ども達を守るための方針を明らかにすることに関する陳情
-陳情12号 放射性物質の食品検査に向けた体制づくりの検討に関する陳情
陳情内容詳細(メンバーのブログから)
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0663.html
6月くらいから、ネットを通じて知り合った保護者の方たちと一緒に市への働きかけをしてきて、この段階で・この陳情が採択された(本会議はこれからですが)ということについては、「第一ステップ」としてはポジティブな結果だと思っています。
7月までは、個別に問い合わせてをしても、「モニタリングポストの値を注視する」の一点張りで、「トップ」の意向なのか「このへんは安全なんだよ、だから特に何もしないよ」(国や県の方針ありき)という「超消極的」姿勢しか見えませんでしたからね。
これまでの動きは、メンバーのブログを参照していただければと思います。
プロセスとしては、市の担当職員や市議会議員への働きかけや問い合わせを経て、7/21の市長面談、そこから陳情を作成、提出という流れですね。
中心となって活動された山本さん、越地さんたちの目覚しい努力があってこそだと思います。
経緯↓
茅ヶ崎市の学校給食について(1)
http://blog.livedoor.jp/kaigaraumiko/archives/1457732.html
茅ヶ崎市長との面談記録
http://astro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-23
十四日〈水〉に陳情書が審議されます
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0663.html
6月にはmixiコミュニティも作成しました。
「放射能から子供を守ろう@茅ヶ崎」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5680321
※現在60人の参加者がいます
審議後の報告↓
陳情が採択されました
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-765a.html
茅ヶ崎市陳情採択。今後本会議への運びです
http://chigasakic.exblog.jp/13589272/
放射能関連陳情2本、環境厚生委員会全会一致で採択
http://hayakawa.kgnet.gr.jp/
環境厚生常任委員会で放射能汚染問題に関する陳情2件を採択
http://koiso.seesaa.net/article/225989657.html
◆茅ヶ崎市の対応の変化
完全に流れが変わったのは、服部市長と直接お話し(7/21)して以降だと感じています。
市長に要望した内容について、実際どういうレスポンスとして反映されたのかをざっとまとめると…
1. 小学校の給食 → 給食使用食材の産地を公表(予定・実績) ※その後陳情採択
2. 保育園の給食 → 給食使用食材の産地を公表(予定) ※その後陳情採択
3. ホームページの階層移動 → 実施
4. 食品計測の機器購入 → 特に対応なし ※その後陳情採択
5. 土壌計測 → 特に対応なし ※その後陳情採択
6. 学校施設の空間計測 → 実施。市内公立小学校19校で測定、公開
7. プール → 「学校に指導済み」、特に対応なし
このあいだに、「市内5校でセシウム汚染の牛肉が給食食材として使用された」という事件がありました。
その件と私たちの動きに関連して「タウンニュース社」の取材を受け、記事にもなりました。(9/9号)
http://www.townnews.co.jp/0603/2011/09/09/117072.html
着実に前進してきているのは確かですが、もちろん、まだまだ「これから」です。
陳情を受けた市が、要望をどう具体化していくのか、見守らなくてはなりません。そこにどう市民が関わっていけるのか、考えなくてはなりません。
たとえばセシウム137の半減期は30年なのです。
(採択された陳情については、その対応プロセスを公開する義務があります)
また学校や園側のスタンスも、一貫して「消極的」でしたが、これをきっかけに変わっていくのでは、と思われます。
学校は教育委員会の、教育委員会は市の、市は県の、県は国の、という組織的な階層のレイヤがあり、「上位」の方針から逸脱する動きはとれないという基本的な構造のなかで、市が動けば学校も動かざるをえないですからね。
◆所感
書きたいことはたくさんありますが、簡潔に。(ならないかもw)
社会で起こっていることを、「自分のこと」だとしてどこまで考え、行動していけるかのか。
社会人として、そのことの大切さをあらためて実感しています。
そして「状況」のなかで「目的」を実現するためには、目的を同じくする他人との協調が、力を大きくしていくということも。
ぼくは放射能のリスクが、数ある社会問題のなかで「最大」だとは思っていません。
けれど、それぞれの「現実」において、どのリスクがどのような重みになるのか、そこに良いだの悪いだの正しいだの間違いだのと口を出すことはしたくありません。
「放射能ママ」なんていう言葉で「偏った人たち」を批判する「科学的」な声もよく見ますが、それは「敵」を間違えています。
そもそも何でこんなことになっているんでしょうか。科学知識に特段詳しいわけでもない保護者が、手のかかる子供の世話に上乗せして、どうしてこんなに労力を使う状況になっているのか。
国の、自治体の、東電のこの数ヶ月の対応をみて、どう「安心」できるというのでしょうか。
リスクのよくわからないものは、避けて当然です。
理不尽な危機に立ち向かうのは当然のことだと思います。「やりすぎ」くらいでないと、何も変わらないんだと思います。事故の収束の見通しすら立たないのに原発を平然と再稼動させようとしているあんな連中に、むざむざと健康を害されるのはまっぴらごめんです。
数多の社会問題とバランスしようとしても、自分のリアリティからは逃れられません。
ぼくは経済の危機からは、じぶんの力を出しきれば子供を守れる自信は多少はありますが、放射能の「更なる危機」からは、子供を守りきれる自信はありません。
ですので、すでにそこにある汚染から健康を守るためにできることをして(つまりここに書いたような活動をこれからもみなさんと共に続け)、これから起こりうる事故の脅威については、脱原発というスタンスで行動していこうと思います。
長くなってしまった・・・
それにしても、30数人の保護者が集まったこと、
また審議のなかでの議員や職員の方の言葉はとても真摯にきこえ、何かあまり経験することのない気持ちになりました。もちろんいい意味で。
今回の件でずいぶんとフォローしてくださった市議会議員の一人が、委員会での採択のあとにくださったメールの内容をご紹介します。(多少省略します)(ご本人の了承は得ています)
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(陳情採択の)流れを作ったのは、みなさんやつめかけた一人ひとりの力です。
傍聴が2・3人(陳情者だけ)だったら、12号は継続審査になったかもしれません。
それにしても陳情が委員会で全会一致で可決してよかったです。
委員長から、(…)この問題の重要性からいって、ぜひ全会一致で可決したいという言葉がありました。
多数決でなんとかなるかと思っていた私にとっては、良識的な提案にほっとしました。
採決の前の休憩は、行政への質疑と陳情者の意見を聞き、委員会の経過を踏まえて最終的に、自分の会派としてどうするか確認するための休憩でした。
通常はありません。それだけこの審査に慎重だったということでしょう。
(…)原子力基本法など上位法のしばりについては、その法律や憲法に違反するような条令や施策については不可能ということであって、市民の生活を守るため、より充実した施策を行うことについてはなんら問題はないと私は解釈しています。
これは環境部長をはじめ環境保全課が○○議員の質問に対して回答した内容に通じるものです。
憲法、法律、条令がなんのためにあるのかということを職員はわかっていたが、議員の一部は分かっていないということです。
私だけの解釈ではなく、これが地方自治の本旨(目的)です。これをあらためて規定したのが、昨年4月から施行されている茅ヶ崎市自治基本条例です。
私が討論でこの条例を引き合いに出したのは、その意味もあります。
これからの動きとして、原子力基本法の見直しなど議会として国に要望していくことはあるかもしれません。
どこで流れが変わったのかと考えました。
ひとつは、越地さんたちが市長と直接会ってはなしたこと。それが機器の購入に繋がりました。
もうひとつは、各委員に面談し丁寧に説明を行ったこと。
そして三つ目は、先にも書きましたが、大勢の傍聴者が来たことです。
本会議で可決された後に、11号、12号に関連して行政はどう対応するかが求められてきます。
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「楽しく暮らしていくこと」を守るためには、それを成立させる「前提」も守らなければいけないときがあります。
それすら楽しくやっていければ、と思います。
もちろん「怒り」もとても大事ですけど、負の感情は「事」を成すのに、目指す結果を損なうふうに作用することもありますからね。
9/16 「茅ケ崎市議会が放射性物質検査など陳情2件を採択、母親ら約30人が詰めかける / 神奈川新聞」
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109140026/
9/14の茅ヶ崎市議会・環境厚生常任委員会にて、私たち茅ヶ崎市在住の父母4名の提出した以下2点の陳情について審議され、採択されたました。
-陳情11号 放射性物質による内部被曝から子ども達を守るための方針を明らかにすることに関する陳情
-陳情12号 放射性物質の食品検査に向けた体制づくりの検討に関する陳情
陳情内容詳細(メンバーのブログから)
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0663.html
6月くらいから、ネットを通じて知り合った保護者の方たちと一緒に市への働きかけをしてきて、この段階で・この陳情が採択された(本会議はこれからですが)ということについては、「第一ステップ」としてはポジティブな結果だと思っています。
7月までは、個別に問い合わせてをしても、「モニタリングポストの値を注視する」の一点張りで、「トップ」の意向なのか「このへんは安全なんだよ、だから特に何もしないよ」(国や県の方針ありき)という「超消極的」姿勢しか見えませんでしたからね。
これまでの動きは、メンバーのブログを参照していただければと思います。
プロセスとしては、市の担当職員や市議会議員への働きかけや問い合わせを経て、7/21の市長面談、そこから陳情を作成、提出という流れですね。
中心となって活動された山本さん、越地さんたちの目覚しい努力があってこそだと思います。
経緯↓
茅ヶ崎市の学校給食について(1)
http://blog.livedoor.jp/kaigaraumiko/archives/1457732.html
茅ヶ崎市長との面談記録
http://astro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-23
十四日〈水〉に陳情書が審議されます
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0663.html
6月にはmixiコミュニティも作成しました。
「放射能から子供を守ろう@茅ヶ崎」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5680321
※現在60人の参加者がいます
審議後の報告↓
陳情が採択されました
http://yamanbasan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-765a.html
茅ヶ崎市陳情採択。今後本会議への運びです
http://chigasakic.exblog.jp/13589272/
放射能関連陳情2本、環境厚生委員会全会一致で採択
http://hayakawa.kgnet.gr.jp/
環境厚生常任委員会で放射能汚染問題に関する陳情2件を採択
http://koiso.seesaa.net/article/225989657.html
◆茅ヶ崎市の対応の変化
完全に流れが変わったのは、服部市長と直接お話し(7/21)して以降だと感じています。
市長に要望した内容について、実際どういうレスポンスとして反映されたのかをざっとまとめると…
1. 小学校の給食 → 給食使用食材の産地を公表(予定・実績) ※その後陳情採択
2. 保育園の給食 → 給食使用食材の産地を公表(予定) ※その後陳情採択
3. ホームページの階層移動 → 実施
4. 食品計測の機器購入 → 特に対応なし ※その後陳情採択
5. 土壌計測 → 特に対応なし ※その後陳情採択
6. 学校施設の空間計測 → 実施。市内公立小学校19校で測定、公開
7. プール → 「学校に指導済み」、特に対応なし
このあいだに、「市内5校でセシウム汚染の牛肉が給食食材として使用された」という事件がありました。
その件と私たちの動きに関連して「タウンニュース社」の取材を受け、記事にもなりました。(9/9号)
http://www.townnews.co.jp/0603/2011/09/09/117072.html
着実に前進してきているのは確かですが、もちろん、まだまだ「これから」です。
陳情を受けた市が、要望をどう具体化していくのか、見守らなくてはなりません。そこにどう市民が関わっていけるのか、考えなくてはなりません。
たとえばセシウム137の半減期は30年なのです。
(採択された陳情については、その対応プロセスを公開する義務があります)
また学校や園側のスタンスも、一貫して「消極的」でしたが、これをきっかけに変わっていくのでは、と思われます。
学校は教育委員会の、教育委員会は市の、市は県の、県は国の、という組織的な階層のレイヤがあり、「上位」の方針から逸脱する動きはとれないという基本的な構造のなかで、市が動けば学校も動かざるをえないですからね。
◆所感
書きたいことはたくさんありますが、簡潔に。(ならないかもw)
社会で起こっていることを、「自分のこと」だとしてどこまで考え、行動していけるかのか。
社会人として、そのことの大切さをあらためて実感しています。
そして「状況」のなかで「目的」を実現するためには、目的を同じくする他人との協調が、力を大きくしていくということも。
ぼくは放射能のリスクが、数ある社会問題のなかで「最大」だとは思っていません。
けれど、それぞれの「現実」において、どのリスクがどのような重みになるのか、そこに良いだの悪いだの正しいだの間違いだのと口を出すことはしたくありません。
「放射能ママ」なんていう言葉で「偏った人たち」を批判する「科学的」な声もよく見ますが、それは「敵」を間違えています。
そもそも何でこんなことになっているんでしょうか。科学知識に特段詳しいわけでもない保護者が、手のかかる子供の世話に上乗せして、どうしてこんなに労力を使う状況になっているのか。
国の、自治体の、東電のこの数ヶ月の対応をみて、どう「安心」できるというのでしょうか。
リスクのよくわからないものは、避けて当然です。
理不尽な危機に立ち向かうのは当然のことだと思います。「やりすぎ」くらいでないと、何も変わらないんだと思います。事故の収束の見通しすら立たないのに原発を平然と再稼動させようとしているあんな連中に、むざむざと健康を害されるのはまっぴらごめんです。
数多の社会問題とバランスしようとしても、自分のリアリティからは逃れられません。
ぼくは経済の危機からは、じぶんの力を出しきれば子供を守れる自信は多少はありますが、放射能の「更なる危機」からは、子供を守りきれる自信はありません。
ですので、すでにそこにある汚染から健康を守るためにできることをして(つまりここに書いたような活動をこれからもみなさんと共に続け)、これから起こりうる事故の脅威については、脱原発というスタンスで行動していこうと思います。
長くなってしまった・・・
それにしても、30数人の保護者が集まったこと、
また審議のなかでの議員や職員の方の言葉はとても真摯にきこえ、何かあまり経験することのない気持ちになりました。もちろんいい意味で。
今回の件でずいぶんとフォローしてくださった市議会議員の一人が、委員会での採択のあとにくださったメールの内容をご紹介します。(多少省略します)(ご本人の了承は得ています)
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(陳情採択の)流れを作ったのは、みなさんやつめかけた一人ひとりの力です。
傍聴が2・3人(陳情者だけ)だったら、12号は継続審査になったかもしれません。
それにしても陳情が委員会で全会一致で可決してよかったです。
委員長から、(…)この問題の重要性からいって、ぜひ全会一致で可決したいという言葉がありました。
多数決でなんとかなるかと思っていた私にとっては、良識的な提案にほっとしました。
採決の前の休憩は、行政への質疑と陳情者の意見を聞き、委員会の経過を踏まえて最終的に、自分の会派としてどうするか確認するための休憩でした。
通常はありません。それだけこの審査に慎重だったということでしょう。
(…)原子力基本法など上位法のしばりについては、その法律や憲法に違反するような条令や施策については不可能ということであって、市民の生活を守るため、より充実した施策を行うことについてはなんら問題はないと私は解釈しています。
これは環境部長をはじめ環境保全課が○○議員の質問に対して回答した内容に通じるものです。
憲法、法律、条令がなんのためにあるのかということを職員はわかっていたが、議員の一部は分かっていないということです。
私だけの解釈ではなく、これが地方自治の本旨(目的)です。これをあらためて規定したのが、昨年4月から施行されている茅ヶ崎市自治基本条例です。
私が討論でこの条例を引き合いに出したのは、その意味もあります。
これからの動きとして、原子力基本法の見直しなど議会として国に要望していくことはあるかもしれません。
どこで流れが変わったのかと考えました。
ひとつは、越地さんたちが市長と直接会ってはなしたこと。それが機器の購入に繋がりました。
もうひとつは、各委員に面談し丁寧に説明を行ったこと。
そして三つ目は、先にも書きましたが、大勢の傍聴者が来たことです。
本会議で可決された後に、11号、12号に関連して行政はどう対応するかが求められてきます。
-----
「楽しく暮らしていくこと」を守るためには、それを成立させる「前提」も守らなければいけないときがあります。
それすら楽しくやっていければ、と思います。
もちろん「怒り」もとても大事ですけど、負の感情は「事」を成すのに、目指す結果を損なうふうに作用することもありますからね。
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